シネマ童貞

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌

『インサイド・ルーウィン・デイヴィス　名もなき男の歌』(INSIDE LLEWYN DAVIS)
国：アメリカ
制作：２０１３
監督、製作、脚本、編集：ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
製作：スコット・ルーディン
製作総指揮：ロバート・グラフ
オリヴィエ・クールソン
ロン・ハルパーン
撮影：ブリュノ・デルボネル
プロダクションデザイン：ジェス・ゴンコール
衣装デザイン：メアリー・ゾフレス
編集：ロデリック・ジェインズ
エグゼクティブ音楽プロデューサー：Ｔ＝ボーン・バーネット

出演：オスカー・アイザック(ルーウィン・デイヴィス)
キャリー・マリガン(ジーン・バーキー)
ジョン・グッドマン(ローランド・ターナー)
ギャレット・ヘドランド(ジョニー・ファイヴ)
Ｆ・マーレイ・エイブラハム(バド・グロスマン)
ジャスティン・ティンバーレイク(ジム・バーキー)
スターク・サンズ(トロイ・ネルソン)
アダム・ドライバー(アル・コーディ)
アレックス・カルポフスキ

受賞歴
第66回(2013)カンヌ国際映画祭
審査員特別グランプリ

※1961年、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジ。音楽に対してだけは頑固で、それ以外のことにはまるで無頓着なしがないフォーク・シンガーのルーウィン・デイヴィス。金も家もなく、知人の家を転々とするその日暮らしの日々を送っていた。そんなある日、泊めてもらった家の飼い猫が逃げ出してしまい、成り行きから猫を抱えたまま行動するハメに。おまけに、手を出した友人の彼女からは妊娠したと責められる始末。たまらず、ギターと猫を抱えてニューヨークから逃げ出すルーウィンだったが…

プレーンズ２／ファイアー＆レスキュー

『プレーンズ２／ファイアー＆レスキュー』
国：アメリカ
制作：２０１３
監督：ボブス・ガナウェイ
製作総指揮：ジョン・ラセター
脚本：ジェフリー・Ｍ・ハワード
音楽：マーク・マンシーナ

声の出演：デイン・クック(ダスティ・クロップホッパー)
ジュリー・ボーウェン(ディッパー)
コリー・イングリッシュ(パインコーン)
エド・ハリス(ブレード・レンジャー)
レジーナ・キング(ダイナマイト)
ブライアン・カレン(アバランチ)
ダニー・パルド(ブラックアウト)
マット・ジョーンズ(ドリップ)
ジェリー・スティラー(ハーヴィ)
アン・メアラ(ウィニー)
カーティス・アームストロング(マルー)
ハル・ホルブルック (メーデー)
ウェス・ステューディ(ウィンドリフター)
デイル・ダイ(キャビー)
ジョン・マイケル・ヒギンズ (キャド・スピナー園長)
マット・ジョーンズ(ドリップ)
バリー・コービン (ジャマー)
ステイシー・キーチ (スキッパー・レイリー)
ブラッド・ギャレット (チャグ)
テリー・ハッチャー (ドッティ)
ダニー・マン(スパーキー)
セドリック・ジ・エンターテイナー (レッドボトム)
ブレント・マスバーガー (ブレント・マスタングバーガー)
フレッド・ウィラード (内務長官)
パトリック・ウォーバートン (プラスキー)
ケビン・マイケル・リチャードソン (ライカー)
エリック・エストラーダ (ニック・ルーピン・ロペス)

※農薬散布機からみごと世界一周レースのチャンピオンに輝いたダスティ。しかし故障を抱え、レースに出られなくなった彼は、広大な山岳地帯を火災から守るレスキュー隊に入隊する。チャンピオン・レーサーのダスティも、ここではあくまで新人隊員。個性豊かな先輩たちに囲まれ、一人前のレスキュー隊員目指して厳しい訓練に立ち向かっていく日々。そんなある日、大規模な山火事が発生し、仲間たちとともに現場へと出動するダスティだったが…

アクト・オブ・キリング

『アクト・オブ・キリング』
国：デンマーク、インドネシア、ノルウェー、イギリス
制作：２０１２
監督：ジョシュア・オッペンハイマー
共同監督：クリスティーヌ・シン
製作：シーネ・ビュレ・ソーレンセン
製作総指揮：エロール・モリス
ヴェルナー・ヘルツォーク
アンドレ・シンガー

※1965年から66年にかけて、インドネシアで政権を巡る権力闘争を引き金とした20世紀最大規模の大虐殺が発生する。事件の真相は闇に葬られる一方、殺害を実行した者たちは罪を問われることなく、今なお英雄として平穏な日常を送っている。本作は、そんな殺人部隊のリーダーにカメラを向け、殺戮がどのように行われたかを加害者たち自身による再現で映像化し、その衝撃の真相を明らかにしていくとともに、この恐るべき行為を実行した当事者の心の内に迫っていく・・・・

ぼくたちの家族

『ぼくたちの家族』
国：日本
制作：２０１３
監督、脚本：石井裕也
製作：竹内力
小西啓介
狩野善則
堀義貴
木滝和幸
若山泰親
プロデューサー：永井拓郎
アソシエイトプロデューサー：鈴木俊明
原作：早見和真
『ぼくたちの家族』
撮影：藤澤順一
美術：栗山愛
衣裳：馬場恭子
編集：普嶋信一
音楽：渡邊崇
ＶＦＸスーパーバイザー：西尾健太郎
助監督：杉田満

出演：妻夫木聡(若菜浩介)
原田美枝子(若菜玲子)
池松壮亮(若菜俊平)
長塚京三(若菜克明)
黒川芽以
ユースケ・サンタマリア
鶴見辰吾
板谷由夏
市川実日子

※郊外の一軒家に暮らす自営業の若菜克明とその妻で専業主婦の玲子には２人の息子がいた。大手電機メーカーに勤める長男の浩介は、結婚を機に家を離れて暮らしている。一方、大学生の次男・俊平は、都内でひとり暮らしをし、親のすねをかじりながらも家族とは一定の距離を置いて接していた。そんなある日、母に脳腫瘍が見つかり、医者からわずか１週間という余命宣告を受けてしまう。軽口を叩き平静を装う俊平に対し、父も浩介もどうしていいか分からずうろたえるばかり。おまけに、母のサラ金通いと父の事業失敗やローンで多額の借金を抱えていることも判明、一家がすでにニッチもサッチも行かないところまで追い込まれていたことに初めて気づく浩介だったが…

her／世界でひとつの彼女

『her／世界でひとつの彼女』
国：アメリカ
制作：２０１３
監督、脚本：スパイク・ジョーンズ
製作：ミーガン・エリソン
スパイク・ジョーンズ
ヴィンセント・ランディ
製作総指揮：ダニエル・ルピ
ナタリー・ファーリー
チェルシー・バーナード
撮影：ホイテ・ヴァン・ホイテマ
プロダクションデザイン：Ｋ・Ｋ・バレット
衣装デザイン：ケイシー・ストーム
編集：エリック・ザンブランネン
ジェフ・ブキャナン
音楽：アーケイド・ファイア
主題歌：カレン・Ｏ
『The Moon Song』
舞台装置：ジーン・サーデナ
追加音楽：オーウェン・パレット

出演：ホアキン・フェニックス(セオドア・トゥオンブリー)
エイミー・アダムス(エイミー)
ルーニー・マーラ(キャサリン)
オリヴィア・ワイルド(デートの相手)
クリス・プラット(ポール)
マット・レッシャー(チャールズ)
ポーシャ・ダブルデイ(イザベラ)
声の出演：スカーレット・ヨハンソン(サマンサ)
クリステン・ウィグ（セクシーキトゥン）
アート・バトラー（テキスト音声）
アダム・スピーゲル （エイリアンチャイルド）
ブライアン・コックス (アラン・ワッツ)

受賞歴
第８６回(2013)アカデミー賞
脚本賞

※そう遠くない未来のロサンゼルス。他人に代わってその相手への想いを手紙に綴る“代筆ライター”のセオドア。仕事は順調だったが、その一方で離婚調停中の妻キャサリンとの思い出を、別れて１年経った今も断ち切れないでいた。そんなある日、最新式のＡＩ型ＯＳ“ＯＳ１”の広告を目にしたセオドアはさっそく自宅のＰＣに取り込むことに。すると起動した画面の奥から聞こえたのは、“サマンサ”と名乗る女性の声。それは無機質で事務的なＡＩとは思えないほどユーモラスかつセクシーで、バイタリティーに満ち溢れる人間のようだった。サマンサをすぐに気に入ったセオドアは携帯端末にも彼女をインストール。こうして常に一緒のふたりは新鮮で刺激的な日々を過ごし、いつしか恋に落ちていく。そしてついに、セオドアはキャサリンとの離婚届に判を押そうと決意。しかし、再会した彼女の前でＡＩとの交際を打ち明けたことをきっかけに、セオドアとサマンサそれぞれの想いがすれ違い、ふたりの関係に異変が生じていく…