灰の記憶

『灰の記憶』
国：アメリカ
制作：２００１
監督、製作、脚本：ティム・ブレイク・ネルソン
原作：ミクロシュ・ニスリ
撮影：ラッセル・リー・ファイン
音楽：ジェフ・ダナ

出演：デヴィッド・アークエット
スティーヴ・ブシェミ
ハーヴェイ・カイテル
ナターシャ・リオン
ミラ・ソルヴィノ
アラン・コーデュナー
ダニエル・ベンザリ
デヴィッド・チャンドラー

※１９４４年、アウシュビッツ強制収容所。ユダヤ人ホフマンは、他のユダヤ人のガス室に送るなど特別任務を担う“ゾンダーコマンド”としてナチスのために働いていた。その見返りは、食事と四ヶ月の延命。一方で彼は、密かにユダヤ人の遺体を焼き続ける焼却炉を爆破しようと目論んでいた。そんなある日、ガス室で死体の処理をしている最中奇跡的に生き残った少女を発見する。彼は、危険を承知で彼女をかくまうのだった…



“ゾンダーコマンド”と言うなかなか聞き慣れない言葉。ユダヤ人収容所で、遺体処理などをして４～６ヶ月の延命を許された収容者の事。そういうなかなか扱われない題材を使ったのは、非常に嬉しいですがキャラクターの心情などがいささか曖昧です。色んなものを描こうとし過ぎてる反面、あるところではワンパターンかなと。