聖なる嘘つき／その名はジェイコブ

『聖なる嘘つき／その名はジェイコブ』
国：アメリカ
制作：１９９９
監督、脚本：ピーター・カソヴィッツ
原作：ユーレク・ベッカー
脚本：ディディエ・ドゥコワン
撮影：エレメール・ラガリイ
音楽：エドワード・シェアマー

出演：ロビン・ウィリアムズ
ボブ・バラバン
ハナ・テイラー・ゴードン
アーミン・ミューラー＝スタール
リーヴ・シュレイバー
アラン・アーキン
ニーナ・シーマツコ
マイケル・ジェッター

※第二次大戦下、ナチスが占領するポーランド。
ジェイコブは、ユダヤ人居住区ゲットーに住む元パン屋。ある日、ナチスドイツ軍指令部で偶然ナチスドイツの戦況不利を伝えるラジオを耳にする。ジェイコブは、友人たちにそれを伝えゲットーは湧き立つ。しかし、外部の情報を盛らしたジェイコブの行為はナチスドイツも黙ってなかったが、彼は身の危険をかえりみず、ニュースをでっち上げて住民たちに生きる勇気を与え続けた…



ロビン・ウィリアムズが、製作総指揮をしてまで乗り出した意欲作だが、ゲットーの現実を知ってしまうと、甘さがかいまみえてしまう。

ナチスドイツのユダヤ人に対する迫害の部分ががっつりと削られてしまっているのは、残念かと。

それでも、ロビン・ウィリアムズの笑顔はいいねぇ。