俺の笛を聞け

『俺の笛を聞け』(EU CAND VREAU SA FLUIER, FLUIER、IF I WANT TO WHISTLE, I WHISTLE)
国：ルーマニア、スウェーデン、ドイツ
制作：２０１０
監督、脚本： フロリン・セルバン
脚本： カタリン・ミツレスク
撮影： マリウス・パンドゥル

出演： ジョルジェ・ピステレアヌ (シルヴィウ)
アダ・コンデースク (アナ)

受賞歴
第６０回(2010)ベルリン国際映画祭
審査員特別賞・銀熊賞
アルフレード・バウアー賞

※少年院に入っているシルヴィウの刑期は残すところあと5日。だが釈放を前に、長い間留守にしていた母親が戻ってきて、彼が息子のように育ててきた大切な弟を連れて行くと言い出す。さらに、美しいソーシャルワーカーと恋に落ちてしまうシルヴィウ。刻々と過ぎていく時間と高ぶる感情……。シルヴィウは現実から目を背け、想像の世界に思いを馳せる。自由、風、道、そしてファーストキス……。想像の中なら何でも可能だった。そして、彼はその荒ぶる心のままに、ある計画を実行に移すが……。