2010年 02月 02日
セントアンナの奇跡 |
『セントアンナの奇跡』(MIRACLE AT ST. ANNA)
国:アメリカ、イタリア
制作:2008
監督、製作:スパイク・リー
製作:ロベルト・チクット
ルイジ・ムジーニ
製作総指揮:マルコ・ヴァレリオ・プジーニ
ジョン・キリク
原作、脚本:ジェームズ・マクブライド
撮影:マシュー・リバティーク
美術:トニーノ・ゼッラ
衣装:カルロ・ポッジョーリ
編集:バリー・アレクサンダー・ブラウン
音楽:テレンス・ブランチャード
出演:デレク・ルーク
マイケル・イーリー
ラズ・アロンソ
オマー・ベンソン・ミラー
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
ヴァレンティナ・チェルヴィ
マッテオ・スキアボルディ
セルジョ・アルベッリ
オメロ・アントヌッティ
ルイジ・ロ・カーショ
ジョン・タートゥーロ
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ジョン・レグイザモ
ケリー・ワシントン
D・B・スウィーニー
ロバート・ジョン・バーク
アレクサンドラ・マリア・ララ
※1983年、ニューヨーク。一人の郵便局員が、職務中男性客に銃を発砲し殺害する事件が発生。郵便局員ヘクターが何故犯行に及んだか。それは、1944年イタリアへとさかのぼる……
一つの事件から、第二次世界大戦でヨーロッパ戦線に送られた黒人だけの部隊「バッファローソルジャー」とイタリア抵抗組織「パルチザン」にスポットを当てる切り口が非常に面白いです。
しかし、構成が実に妙な作品である。いくつもの伏線を引き見せていくががっちりとハマった時にみられる爽快感、つまりはカタルシスを感じるようには作られていない。一つの謎から浮き彫りに去れていく過去を見せるにしては、ストーリーが散漫にも感じる。セントアンナの大虐殺に対するアプローチなのか、差別に対するアプローチなのか。もっと明確にしていてくれたら「グローリー」に並ぶ傑作となったようにと思う。十分面白いし、歴史背景も十分堪能できるからこそ少々不満を感じる部分はあります。
国:アメリカ、イタリア
制作:2008
監督、製作:スパイク・リー
製作:ロベルト・チクット
ルイジ・ムジーニ
製作総指揮:マルコ・ヴァレリオ・プジーニ
ジョン・キリク
原作、脚本:ジェームズ・マクブライド
撮影:マシュー・リバティーク
美術:トニーノ・ゼッラ
衣装:カルロ・ポッジョーリ
編集:バリー・アレクサンダー・ブラウン
音楽:テレンス・ブランチャード
出演:デレク・ルーク
マイケル・イーリー
ラズ・アロンソ
オマー・ベンソン・ミラー
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
ヴァレンティナ・チェルヴィ
マッテオ・スキアボルディ
セルジョ・アルベッリ
オメロ・アントヌッティ
ルイジ・ロ・カーショ
ジョン・タートゥーロ
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ジョン・レグイザモ
ケリー・ワシントン
D・B・スウィーニー
ロバート・ジョン・バーク
アレクサンドラ・マリア・ララ
※1983年、ニューヨーク。一人の郵便局員が、職務中男性客に銃を発砲し殺害する事件が発生。郵便局員ヘクターが何故犯行に及んだか。それは、1944年イタリアへとさかのぼる……
一つの事件から、第二次世界大戦でヨーロッパ戦線に送られた黒人だけの部隊「バッファローソルジャー」とイタリア抵抗組織「パルチザン」にスポットを当てる切り口が非常に面白いです。
しかし、構成が実に妙な作品である。いくつもの伏線を引き見せていくががっちりとハマった時にみられる爽快感、つまりはカタルシスを感じるようには作られていない。一つの謎から浮き彫りに去れていく過去を見せるにしては、ストーリーが散漫にも感じる。セントアンナの大虐殺に対するアプローチなのか、差別に対するアプローチなのか。もっと明確にしていてくれたら「グローリー」に並ぶ傑作となったようにと思う。十分面白いし、歴史背景も十分堪能できるからこそ少々不満を感じる部分はあります。
by rideonyoshida
| 2010-02-02 16:51
| 2008