北の橋

『北の橋』(LE PONT DU NORD)
国：フランス
制作：１９８１
監督、脚本：ジャック・リヴェット
製作：バルベ・シュローデル
ジャン＝ピエール・マオ
製作総指揮：マルティーヌ・マリニャック
脚本：ビュル・オジエ
シュザンヌ・シフマン
撮影：ウィリアム・ルプシャンスキー
カロリーヌ・シャンプティエ
編集：ニコール・ルプシャンスキー
カトリーヌ・クズマン
音楽：アストル・ピアソラ

出演：ビュル・オジエ
パスカル・オジェ
ピエール・クレマンティ
ジャン＝フランソワ・ステヴナン

ベンジャミン・ボルティモア
スティーヴ・バエズ

※１９８０年、初冬。パリの一角をバイクで走り抜けるバチストは、刑務所を出所したばかりの女性マリーとぶつかり二人は出会う。何故だか同じ時間を過ごす事になるのだったが……



『ドン・キホーテ』を下敷きに撮られた作品。『セリーヌとジュリー～』に続いてこの作品も面白い。
花の都パリなんて言葉は、この作品からは微塵も感じさせない。しいて言うならば、生活じみたパリがそこにはあります。
それだというのに、惹かれてしまう。もう、オープニングの主観を観ているだけで、心奪われハマりまくる。何でこんなに綺麗に見えるのか不思議なくらいの異空間にハマります。
ジャック・リヴェット監督の大傑作。