クレムリンレター／密書

『クレムリンレター／密書』(THE KLEMLIN LETTER)
国：アメリカ(FOX)
制作：１９６９
監督、脚本：ジョン・ヒューストン
製作：カーター・デ・ヘイヴン
原作：ノエル・ベーン
脚本：グラディス・ヒル
撮影：テッド・スケイフ
美術：エルベン・ウェッブ
編集：デイヴィッド・アンダーソン
音楽：ロバート・ドラスニン
黛敏郎

出演：パトリック・オニール
ビビ・アンデショーン
リチャード・ブーン
ナイジェル・グリーン
ディーン・ジャガー
マックス・フォン・シドー
オーソン・ウェルズ
バーバラ・パーキンス
リラ・ケドロヴァ
ジョージ・サンダース

※アメリカ情報部が誤って署名してしまった、自由諸国がソ連と共同で中国核基地を粉砕する協定を結んだ裏書簡書、通称クレムリン密書を取り戻すため動いていた男が、ソ連で拷問に耐えかねて自殺してしまう。そこで、彼が手にしていた文書を取り戻すため海軍少佐ローンは訓練を受け、仲間を集めるように支持されるのであった……



あまりにも情報量が、飛びかって映画として非常に観にくい作品であります。この情報量をまとめるだけのキャラクターがいるわけでも無いですし、展開に大きく関わる伏線とも言いづらい。コメディかと思わせる会話などがありますが、至って真面目と言う不思議な作品。登場人物を増やせば増やす程、まとめるのが難しくなり見所が見えなくなる。その例かと。
キャラクター像は、面白いのですが複雑にし過ぎな作品でありました。