ダイアリー・オブ・ザ・デッド

『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(DIARY OF THE DEAD)
国：アメリカ
制作：２００７
監督、脚本：ジョージ・Ａ・ロメロ
製作：ピーター・グルンウォルド
アート・スピゲル
サム・イングルバード
アラ・カッツ
製作総指揮：ダン・ファイアマン
ジョン・ハリソン
スティーヴ・バネット　　撮影：アダム・スウィカル
美術：パート・ラザラス
衣装：アレックス・カヴァナー
編集：マイケル・ドハティ
音楽：ノーマン・オレンスタイン

出演：ミシェル・モーガン
ジョシュ・クローズ
ショーン・ロバーツ
エイミー・ラロンド
ジョー・ディニコル
スコット・ウェントワース
フィリップ・リッチョ
クリス・ヴァイオレット
タチアナ・マスラニー
ジョージ・Ａ・ロメロ
声の出演：ウェス・クレイヴン
スティーヴン・キング
サイモン・ペッグ
ギレルモ・デル・トロ
クエンティン・タランティーノ

※１０月、ペンシルバニア。ジェイソン以下数名の学生は山奥で卒業制作のホラー映画を撮影していたが、ラジオから聞える惨事を聞き山を降りる事に。数人を乗せたキャンピングカーで移動中ジェイソンはカメラを回し続けるのだった……



ゾンビへのレイクエムであると共に、メディアへの危険視。傍観者ではなく見ている側を主観者にすべくこの作品は主観的に撮られています。元々、ロメロ監督は資本主義へのアンチテーゼを唱えた作品を撮っています。今作では、メディアが発達した今だからこそのこの作品であると思います。
しかし、この作品を締めくくるラストに同調できる筈もなく、それであったらこういうふうに描く必要性もないのかなと。正統派ホラーでは無くストレートに社会派作品として撮った方が明らかによかったかなと。