東南角部屋二階の女

『東南角部屋二階の女』
国：日本
制作：２００８
監督：池田千尋
プロデューサー：石毛栄典
磯見俊裕
脚本：大石三知子
撮影：たむらまさき
美術：三ツ松けいこ
編集：大重裕二
音楽：長嶌寛幸
助監督：近藤有希

出演：西島秀俊
加瀬亮
竹花梓
塩見三省
高橋昌也
香川京子
大谷英子
赤堀雅秋
浜田晃
利重剛

※父が莫大な借金を残し他界してしまい借金を背負うことになった野上孝。唯一の望みは祖父・友次郎が所有する土地だけであった。仕事を辞めてしまった野上は、祖父に土地を売るように願うが祖父は、頑なに沈黙を続けていた。土地は古いアパートが立っており居酒屋の女将・藤子が経営していたが、入居者は居らず野上のみが住んでいた。そんな時、野上に続き会社を退社した三崎と野上の見合い相手であった涼子が、成り行きで越してくる事となるのだった。そんな三人は、やがて東南二階の角部屋が空かずの間だということを知るのだった……



う～んと悩んでしまうくらい納まった作品でした。まず画質の妙な点と、台詞が余りにも聞き取りにくいのが気になります。画質はともかく、台詞の聞き取りずらさは致命的でした。
現実に対応できない三人が集まりやがて巣立っていく過程をゆっくりとジリジリと攻めていくんですが、好きな人は好きだろうなぁと他人任せの感想です。
悪くもないと思いますし、絶賛する展開もないですから。つまらなくはありませんが、色々と考えながら観ていて全てがフライング気味に観てしまいましたね。こう展開していくのかなぁ？とかを考え過ぎた結果、あぁそこなんだ～とぼんやりしてしまいました。