2009年 09月 07日
ロルナの祈り |
『ロルナの祈り』(LE SILENCE DE LORNA)
国:ベルキー、フランス、イタリア
制作:2008
監督、製作、脚本:ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
製作:デニス・フレイド
撮影:アラン・マルコァン
美術:イゴール・ガブリエル
編集:マリー=エレーヌ・ドゾ
出演:アルタ・ドブロ
ジェレミー・レニエ
ファブリツィオ・ロンジョーネ
アウバン・ウカイ
モルガン・マリンヌ
オリヴィエ・グルメ
受賞歴
第61回(2008)カンヌ国際映画祭
脚本賞
※アルバニアからベルギーへとやって来た女性ロルナ。アルバニアに残してきた恋人とバーを開く夢を持っていた彼女はベルギー国籍を取得するため。闇ブローカーの紹介で麻薬中毒者クローディと偽装結婚する。ロルナを頼り麻薬中毒から立ち直ろうと懸命に闘うクローディと生活する中で、ロルナの中にある感情が芽生え始めるのであった……
人を寄せ付けないラブストーリー。この作品はラブストーリーと言うと語弊があるのですが、映画でよく観られる男と女の美しい物語ではありません。あくまでも一人の女性の生きる力そう言うものを浮き彫りにさせています。ダルデンヌ兄弟の作品って普通に観ようと思っても中々観れないんですよね。改めて観てみよう。「息子のまなざし」もそうでしたが、視点に非常に特徴がありまして正直この視点は、他の監督では観られるものではありません。しかも、ここですよ伝えたいのとはっきりとは観せ切らない部分があります。普通だったら描き切れていないと言えるんですが、この視点で捉えている分見えてくるものがあると言いますか、あくまでも想像でしかないのですが非常に色々と色んな事が見えてきます。描かないことで感じ取らせる。そう、やれる事ではないです。
視点と掻き立てられる想像力。映画はやはり深いなと思わせられます。
国:ベルキー、フランス、イタリア
制作:2008
監督、製作、脚本:ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
製作:デニス・フレイド
撮影:アラン・マルコァン
美術:イゴール・ガブリエル
編集:マリー=エレーヌ・ドゾ
出演:アルタ・ドブロ
ジェレミー・レニエ
ファブリツィオ・ロンジョーネ
アウバン・ウカイ
モルガン・マリンヌ
オリヴィエ・グルメ
受賞歴
第61回(2008)カンヌ国際映画祭
脚本賞
※アルバニアからベルギーへとやって来た女性ロルナ。アルバニアに残してきた恋人とバーを開く夢を持っていた彼女はベルギー国籍を取得するため。闇ブローカーの紹介で麻薬中毒者クローディと偽装結婚する。ロルナを頼り麻薬中毒から立ち直ろうと懸命に闘うクローディと生活する中で、ロルナの中にある感情が芽生え始めるのであった……
人を寄せ付けないラブストーリー。この作品はラブストーリーと言うと語弊があるのですが、映画でよく観られる男と女の美しい物語ではありません。あくまでも一人の女性の生きる力そう言うものを浮き彫りにさせています。ダルデンヌ兄弟の作品って普通に観ようと思っても中々観れないんですよね。改めて観てみよう。「息子のまなざし」もそうでしたが、視点に非常に特徴がありまして正直この視点は、他の監督では観られるものではありません。しかも、ここですよ伝えたいのとはっきりとは観せ切らない部分があります。普通だったら描き切れていないと言えるんですが、この視点で捉えている分見えてくるものがあると言いますか、あくまでも想像でしかないのですが非常に色々と色んな事が見えてきます。描かないことで感じ取らせる。そう、やれる事ではないです。
視点と掻き立てられる想像力。映画はやはり深いなと思わせられます。
by rideonyoshida
| 2009-09-07 19:05
| 2008