2009年 08月 31日
オーストラリア |
『オーストラリア』(AUSTRALIA)
国:オーストラリア(FOX)
制作:2008
監督、製作、原案、脚本:バズ・ラーマン
製作:G・マック・ブラウン
キャサリン・ナップマン
脚本:スチュアート・ビーティー
ロハルド・ハーウッド
リチャード・フラナガン
撮影:マンディ・ウォーカー
美術、衣裳:キャサリン・マーティン
編集:ドディ・ドーン
マイケル・マカスカー
音楽:デヴィッド・ハーシュフェルダー
出演:ニコール・キッドマン
ヒュー・ジャックマン
デヴィッド・ウェンハム
ブライアン・ブラウン
ジャック・トンプソン
デヴィッド・ガルピリル
ブランドン・ウォルターズ
デヴィッド・ングームブージャラ
アンガス・ピラクイ
リリアン・クロンビー
ユン・ワー
※1939年。オーストラリアの土地を売りに行ったまま帰って来ない夫を追ってロンドンからオーストラリアへとやって来たサラ・アシュレイ。現地に着くなり出迎えたのは夫ではなくドローヴァーと言う名の野蛮な男だった。初対面からそりの合わない二人は、ようやくの思いで領地ファラウェイ・ダウンズへと辿り着くが……
一応ですね。この作品。
一応、オーストラリアの歴史に乗っ取り描かれています。
しかし、あまりにもテーマがしっかりしている分、冒頭の入りからは予測できない。冒頭の入りを念頭においてしまうと遥かに物足らなさを感じました。
恋愛ドラマを描いては、いますがこの作品のテーマであるアボリジニ、人種差別が恋愛ドラマとうまくマッチしていません。バラバラに感じます。合間にテーマを練り込んでくるかのようです。
もう一つは、一切哀しまない人物像に違和感しか感じません。そう言うタイプの人と納得もできますが、人が死に展開していくと言うパターンに飽きが来ます。この作品では、人の死がワンパターンなんです。子の母、友人、仲間、夫。どれを取っても死に対するリアクション、死に対する構え方がどれも同じように思います。死と言う不在をあまりにも簡単に描きすぎです。悲しみからの人間再生の部分が欠落しているから余計にそう感じるのでしょう。
オーストラリアと言う広大な大地を描きながらも、人間は大雑把と。
国:オーストラリア(FOX)
制作:2008
監督、製作、原案、脚本:バズ・ラーマン
製作:G・マック・ブラウン
キャサリン・ナップマン
脚本:スチュアート・ビーティー
ロハルド・ハーウッド
リチャード・フラナガン
撮影:マンディ・ウォーカー
美術、衣裳:キャサリン・マーティン
編集:ドディ・ドーン
マイケル・マカスカー
音楽:デヴィッド・ハーシュフェルダー
出演:ニコール・キッドマン
ヒュー・ジャックマン
デヴィッド・ウェンハム
ブライアン・ブラウン
ジャック・トンプソン
デヴィッド・ガルピリル
ブランドン・ウォルターズ
デヴィッド・ングームブージャラ
アンガス・ピラクイ
リリアン・クロンビー
ユン・ワー
※1939年。オーストラリアの土地を売りに行ったまま帰って来ない夫を追ってロンドンからオーストラリアへとやって来たサラ・アシュレイ。現地に着くなり出迎えたのは夫ではなくドローヴァーと言う名の野蛮な男だった。初対面からそりの合わない二人は、ようやくの思いで領地ファラウェイ・ダウンズへと辿り着くが……
一応ですね。この作品。
一応、オーストラリアの歴史に乗っ取り描かれています。
しかし、あまりにもテーマがしっかりしている分、冒頭の入りからは予測できない。冒頭の入りを念頭においてしまうと遥かに物足らなさを感じました。
恋愛ドラマを描いては、いますがこの作品のテーマであるアボリジニ、人種差別が恋愛ドラマとうまくマッチしていません。バラバラに感じます。合間にテーマを練り込んでくるかのようです。
もう一つは、一切哀しまない人物像に違和感しか感じません。そう言うタイプの人と納得もできますが、人が死に展開していくと言うパターンに飽きが来ます。この作品では、人の死がワンパターンなんです。子の母、友人、仲間、夫。どれを取っても死に対するリアクション、死に対する構え方がどれも同じように思います。死と言う不在をあまりにも簡単に描きすぎです。悲しみからの人間再生の部分が欠落しているから余計にそう感じるのでしょう。
オーストラリアと言う広大な大地を描きながらも、人間は大雑把と。
by rideonyoshida
| 2009-08-31 12:26
| 2008