2009年 08月 12日
父と暮せば |
『父と暮せば』
国:日本(パル企画)
制作:2004
監督、脚本:黒木和雄
製作:石川富康
川城和実
張江肇
金澤龍一郎
松本洋一
鈴木ワタル
プロデューサー:河野聡
木谷奈津子
桑島雅直
奈良聡久
大橋孝史
企画:深田誠剛
原作:井上ひさし
美術:安宅紀史
美術監督:木村威夫
撮影監督:鈴木達夫
衣装デザイン:宮本茉莉
編集:奥原好幸
音楽:松村禎三
VFXプロデューサー:大屋哲男
助監督:水戸敏博
出演:宮沢りえ
原田芳雄
浅野忠信
※昭和20年8月6日、午前8時15分、広島に原子爆弾が投下された。それは一瞬にして多くの命を奪った。3年後の広島。図書館に勤める美津江も、愛する人たちを原爆で失い、自分だけが生き残ったことに負い目を感じながらひっそりと暮していた。そんな彼女はある日、図書館で一人の青年、木下と出会う。2人は互いに惹かれるものを感じるが、美津江は“うちはしあわせになってはいけんのじゃ”と自らの恋心を必死で押さえ込んでしまう。見かねた彼女の父・竹造は幽霊となって姿を現わし、“恋の応援団長”を名乗り懸命に娘の心を開かせようとするのだが…
戦争を生き残り、動乱から一転平穏な生活。
そんな親子の情景から一転、原田芳雄氏演ずる父が暗闇の部屋に入った時から、事態が明るみへと。
黒木和雄監督の戦争レクイエム三部作の一本。
この暗い部屋。ここが、巧いなぁと思ったら次々に明るみへと。素晴らしい語り。
生き残った後ろめたさ。現代に生きる多くの人には、理解しきれない部分を突き付けてくれます。
もとは、舞台劇の二人芝居。映画的堪能は、早い段階で終わってしまうとも考えれるが、そこは違う。日本を代表する原田芳雄氏と宮沢りえ女史。この二人の二人芝居に、実に引き込まれるのだ。
国:日本(パル企画)
制作:2004
監督、脚本:黒木和雄
製作:石川富康
川城和実
張江肇
金澤龍一郎
松本洋一
鈴木ワタル
プロデューサー:河野聡
木谷奈津子
桑島雅直
奈良聡久
大橋孝史
企画:深田誠剛
原作:井上ひさし
美術:安宅紀史
美術監督:木村威夫
撮影監督:鈴木達夫
衣装デザイン:宮本茉莉
編集:奥原好幸
音楽:松村禎三
VFXプロデューサー:大屋哲男
助監督:水戸敏博
出演:宮沢りえ
原田芳雄
浅野忠信
※昭和20年8月6日、午前8時15分、広島に原子爆弾が投下された。それは一瞬にして多くの命を奪った。3年後の広島。図書館に勤める美津江も、愛する人たちを原爆で失い、自分だけが生き残ったことに負い目を感じながらひっそりと暮していた。そんな彼女はある日、図書館で一人の青年、木下と出会う。2人は互いに惹かれるものを感じるが、美津江は“うちはしあわせになってはいけんのじゃ”と自らの恋心を必死で押さえ込んでしまう。見かねた彼女の父・竹造は幽霊となって姿を現わし、“恋の応援団長”を名乗り懸命に娘の心を開かせようとするのだが…
戦争を生き残り、動乱から一転平穏な生活。
そんな親子の情景から一転、原田芳雄氏演ずる父が暗闇の部屋に入った時から、事態が明るみへと。
黒木和雄監督の戦争レクイエム三部作の一本。
この暗い部屋。ここが、巧いなぁと思ったら次々に明るみへと。素晴らしい語り。
生き残った後ろめたさ。現代に生きる多くの人には、理解しきれない部分を突き付けてくれます。
もとは、舞台劇の二人芝居。映画的堪能は、早い段階で終わってしまうとも考えれるが、そこは違う。日本を代表する原田芳雄氏と宮沢りえ女史。この二人の二人芝居に、実に引き込まれるのだ。
by rideonyoshida
| 2009-08-12 09:52
| 2004(邦)