ロック・ミー・ハムレット！

『ロック・ミー・ハムレット！』(HAMLET 2)
国：アメリカ(未公開)
制作：２００８
監督、製作総指揮、脚本：アンドリュー・フレミング
製作：エリック・アイズナー
アーロン・ライダー
レオニード・ロシェツキン
製作総指揮：アルバート・バーガー
ロン・イェルザ
マイケル・フリン
脚本、製作総指揮：パム・ブラディ
撮影：アレクサンダー・グラジンスキー
美術：トニー・ファニング
衣装：ジル・ニューウェル
編集：ジェフ・フリーマン
音楽：ラルフ・サル

出演：スティーヴ・クーガン
キャサリン・キーナー
デヴィッド・アークエット
エイミー・ポーラー
エリザベス・シュー
ジョセフ・ジュリアン・ソリア
メロニー・ディアス
マーシャル・ベル

※アリゾナ州ツーソン。俳優として一向に芽が出ないダナは、妻ブリーと冴えない生活を送っていた。地元の高校で演劇を教えて細々暮らしていた。しかし高校の予算削減の煽りで、演劇クラスも他のクラス同様、存続の危機に。そこでダナは起死回生を図り、ハムレットの続編となるオリジナル脚本“ハムレット２”を書き上げ、上演を決定するのだったが波紋を呼ぶのだった……



日本未公開のシェイクスピア劇「ハムレット」を巡るコメディ。
映画オタクっぷりは、非常に面白い。ラストは、上演する黄金パターンなのだが、どうもピンとこない。それは、ハムレットを知らないからと言う訳でもなく、人種差別に対して無知という訳でもない。
この作品は、劇中でモノが作られていく過程が非常に雑に描かれてしまっている。コメディにしようとそちらに力を置きすぎていて過程がちっとも面白くない。演じるのは、人間であるのだが教師一人にスポットを当てすぎている。