疑惑の影

『疑惑の影』(SHADOW OF A DOUBT)
国：アメリカ
制作：１９４２
監督：アルフレッド・ヒッチコック
製作：ジャック・Ｈ・スカーボール
原作：ゴードン・マクドネル
脚本：ソーントン・ワイルダー
アルマ・レヴィル
サリー・ベンソン
撮影：ジョセフ・ヴァレンタイン
音楽：ディミトリ・ティオムキン
チャールズ・プレヴィン

出演：テレサ・ライト
ジョセフ・コットン
マクドナルド・ケリー
パトリシア・コリンジ
ヘンリー・トラヴァース
ウォーレス・フォード
ヒューム・クローニン

※カリフォルニア州サンタローザ。その街で家族と共に暮らすチャーリーは、突然やって来た叔父に秘密の匂いを嗅ぎとる。やがて二人の探偵が現れ、チャーリーは叔父に未亡人殺しの疑いがかかっている事を知る。明るい日常生活の中でチャーリーひとりが、叔父が殺人犯かどうかの疑惑にさいなまれていく……



一切、確信的なカットを挿入せずに観せる演出。
ヒッチコック監督自身が、一番気に入っていた作品としても有名です。
僕が思うに、心理に訴えかけてくる作品がスリラー作品と言うのなら、この作品が正真正銘のスリラー作品です。
ヒッチコック作品の中では、異色な作品とされますがこれこそ映画の醍醐味。観せる作品といっていいと思います。