冬冬(トントン)の夏休み

『冬冬(トントン)の夏休み』
国：台湾
制作：１９８４
監督、脚本：ホウ・シャオシェン
原作、脚本：チュー・ティエンウェン
撮影：チェン・クンホウ
音楽：ドゥ・ドゥチー
エドワード・ヤン

出演：ワン・チークアン
リー・シュジェン
グー・ジュン
メイ・ファン
ヤン・チャンクオ
チャン・ボージョン
ヤン・リーイン
エドワード・ヤン

※台北の小学校を卒業したトントンは妹のティンティンと二人、夏休みを田舎で開業医をしている祖父の家ですごす。母が入院し、父は看病でつきっきり。叔父に付き添われ、台湾西北部のトンローまでいくはずが、恋人と同行の叔父は有頂天で、彼女の実家にある駅で途中下車。二人は寂しく目的地へ。しかし、駅前で遊ぶ子供たちとはすぐにうちとけ、車で追いついた叔父と、病院も兼ねた祖父の邸へ……。



ノスタルジックな夏休み。それは、誰にでもあるのでしょう。陽が上って陽が暮れるまで、遊び回った思い出が。
今考えるとさ、何一つ大したことやってないんだよね。それでも、ふっと思い出す。
たまに、歩いている時あっ！この感覚懐かしいなぁ～なんて思ったりすることがあります。空気だったり、匂いだったり。しっかりと覚えてないんだけど曖昧な記憶が蘇る。
この作品では、時にそんな懐かしさをふと思い出します。