2009年 05月 27日
夜 |
『夜』
国:イタリア、フランス
制作:1961
監督、脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ
脚本:エンニオ・フライアーノ
トニーノ・グエッラ
撮影:ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ
ジャンヌ・モロー
モニカ・ヴィッティ
ベルンハルト・ヴィッキ
受賞歴:
第11回(1961)ベルリン国際映画祭
金熊賞
※友人のトマーゾを見舞う作家ジョヴァンニとその妻リディア。トマーゾは、重病にかかっており延命治療もできぬ程、末期であった。友人の死を悟った二人はさらに深い不安にかられていく。新作への不安を抱えるジョヴァンニ。夫への愛に不安を抱えるリディアだった…
決して、後味のいい作品ではない。
ミケランジェロ・アントニオーニ“愛の不毛三部作”の一本。
不安を抱えつつ生きるのは誰もが同じ。この作品は、恵まれているはずの人間達が不安に襲われているのだ。
確かに誰でも不安にかられる。その不安を凌ぐ程の熱量が必要だが、その熱量を排除している。そこがアントニオーニの見せたいことと解釈しました。
国:イタリア、フランス
制作:1961
監督、脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ
脚本:エンニオ・フライアーノ
トニーノ・グエッラ
撮影:ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ
ジャンヌ・モロー
モニカ・ヴィッティ
ベルンハルト・ヴィッキ
受賞歴:
第11回(1961)ベルリン国際映画祭
金熊賞
※友人のトマーゾを見舞う作家ジョヴァンニとその妻リディア。トマーゾは、重病にかかっており延命治療もできぬ程、末期であった。友人の死を悟った二人はさらに深い不安にかられていく。新作への不安を抱えるジョヴァンニ。夫への愛に不安を抱えるリディアだった…
決して、後味のいい作品ではない。
ミケランジェロ・アントニオーニ“愛の不毛三部作”の一本。
不安を抱えつつ生きるのは誰もが同じ。この作品は、恵まれているはずの人間達が不安に襲われているのだ。
確かに誰でも不安にかられる。その不安を凌ぐ程の熱量が必要だが、その熱量を排除している。そこがアントニオーニの見せたいことと解釈しました。
by rideonyoshida
| 2009-05-27 18:08
| 1961