第十七捕虜収容所

『第十七捕虜収容所』
国：アメリカ
制作：１９５３
監督、製作、脚本：ビリー・ワイルダー
原作：ドナルド・ビーヴァン
エドマンド・トルチンスキー
脚本：エドウィン・ブラム
撮影：アーネスト・ラズロ
特殊効果：ゴードン・ジェニングス
音楽：フランツ・ワックスマン

出演：ウィリアム・ホールデン
ドン・テイラー
オットー・プレミンジャー
ロバート・ストラウス
ハーヴェイ・レンベック
ネヴィル・ブランド
ピーター・グレイヴス
シグ・ルーマン
リチャード・アードマン

受賞歴：
第２６回(1953)アカデミー賞
主演男優賞(ｳｨﾘｱﾑ･ﾎｰﾙﾃﾞﾝ)
※第二次大戦中のドイツの第１７捕虜収容所。その第４キャンプでは米空軍の軍曹ばかりが集められていたが、中でも曲者なのが悲観論者のセフトン（ホールデン。アカデミー主演男優賞受賞）。キャンプ内に独軍に通じるスパイがいると囁かれた時に、彼は真っ先に嫌疑をかけられ、仲間から次第に除け者にされていった。孤立状態の中で、セフトンはひとり黙々とスパイ探しを続けるのだが……



いやはやコメディ色で惹き付けて、一気に見せていく。
劇団の舞台などでよく使われていますね。次第にシフトしていくみたいな。もとが、ブロードウェイの舞台劇ですからまぁそうなるのですが、やはりビリー・ワイルダーの語りべとしての手腕がお見事です。
もちろん、この男臭いのもまた魅力です。
収容所ものでは、かなりの高水準です。